SSブログ
■Gâteau et patisserie ブログトップ
前の10件 | 次の10件

マカロン比べ     dimanche 28 mai 06 [■Gâteau et patisserie]

ピエール・エルメ Pierre Hermé (ホテル・ニューオータニ)と、目白のエーグルドゥースAigre-Douceのマカロンを食べ比べてみました。

エーグルドゥースのマカロンはピエール・エルメのものより倍は大きいし、外側の皮もパリッとしています。それにジャムも濃厚です。それに比べピエール・エルメのものは周りの皮がしっとりして、重層的な甘さが味わえます。ピエール・エルメの上品さにくらべ、エーグルドゥースのどっしりとした、それでいて奔放さは忘れがたい食感になります。

手前がエーグルドゥースのもの。一つ300円。パッケージはピエール・エルメの6個入りで1500円。どちらも優劣つけ難し。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

源 吉兆庵 彩苺      jeudi 16 mars 06 [■Gâteau et patisserie]

またまた美味しいものを戴きました。午後のスイーツは、春限定の苺の和菓子「彩苺」。
鎌倉の若宮通りに本店がある「源 吉兆庵」という和菓子屋さんだそうです。

イチゴと白餡で核を作り葛で形成してあります。まわりの葛を口に入れただけでは分かり難いのですが、イチゴを模した核を食べてみて感嘆。 おっ、イチゴではないですか。
幸せなひと時でありました。



写真を撮り忘れました。吉兆庵さんのホームページのものを転載させていただきました。
さくらんぼの和菓子も涼しげでよさしげです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

●村上開新堂のクッキー   lundi 27 fev.06 [■Gâteau et patisserie]

洋子さんから、村上開新堂のクッキーを戴きました。年末に年2回しか販売しない「みかんゼリー」を戴いたのですが、このクッキーも手に入らないものです。今回は年明け早々に注文して、やっと購うことが出来ました。約2月の予約待ち、勿論一見では駄目です。登録してある方に紹介してもらい、予約と相成る。その上手作りのため1日に出来る数が限られるので、このような日にちとなるのです。

見た目は飽くまでシンプル、サクッとした歯触り、甘過ぎずほんのりとした香りがとても良い。戦前からの叮嚀な手作りの味が生きているといえるでしょう。

渋めの紅茶でも購い、独り占めしようとしたのですが、神出鬼没、佳蔵クンが出現。この幸福の大半を略奪して行ったのでした。恐るべし、その嗅覚。



本当は、手前の左にヴァニラクッキーがあったのです。綺麗に並べられていたのですが、誘惑に勝てず何枚も食べた後、写真を撮るため並べ替えて取り繕ってあります。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

●村上開新堂みかんゼリー mercredi 14 dec.05 [■Gâteau et patisserie]

洋子さんに 村上開新堂の「みかんゼリー」 を戴きました。みかんゼリーは予約制で、年2回の販売のみ。今年の配布は今日14日と大晦日です。
さっそく冷凍室でギンギンに冷やす。で、部屋をガンガンに暖め、熱ーいお風呂に入って身体も芯から熱くする。ここで腕立て伏せでもしたら完璧。でも、これって椎名誠さんがビールを飲む前にすることじゃん。まっ、いっか。
蓋を開けると蜜柑の皮の濃厚な匂い。見た目は普通の蜜柑で、意外性無し、けっ。
茲からが本番、蓋状にしてある蔕の部分を取ると、ゼリーじゃん。ちょっと多めに掬い一匙喰う。ゼリーじゃ無いぜ。こってりとボリューム感一杯で、でも甘くない。上品な甘さというべきか。一気に2個戴きました。またまた、笑える食べ物に出会えました。しかし、今度は来年まで戴けないというのが残念で堪らん。

6個入りです。最後のひとつは、冷凍庫に入れて来年の夏まで、マンモスの冷凍保存よろしく永い眠りについてもらいます。いつでも戴ける(?)京都の人が羨ましい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ルート・デュ・ショコラ 新作   jeudi 8 dec.05 [■Gâteau et patisserie]

目白のルート・デュ・ショコラ(ROUTE DU CHOCOLAT)。左がトリュフ・フレーズ、fraise(苺)をイメージしたホワイトチョコ。12月の新作らしい。ちょっと凸凹に切ってしまい美しくありませんが、食べてみれば分かる! 濃厚だ。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

●エーグルドゥース     jeudi 3 nov. 05 [■Gâteau et patisserie]

すっかり秋めいてきた。ぶらぶらと、エーグルドゥースに新作を探しに行った。もちろん、今日も家族連れと女性客で一杯でした。写真には撮らなかったが、豹の人形のディスプレーが大胆でした。

 
左:ジョーンナンディアン(黄色いインド?)。アプリコットと上に乗ったアールグレーの香りが印象的で美味!
右:
タルトレット・シトロンヴェール。レモンとライムの甘さが良い。ふわふわのメレンゲも楽しくなる。

 名前を失念ました。ショコラ。


 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

マドレーヌの記憶             8 sept. 05 [■Gâteau et patisserie]

健康診断のために一週間禁酒。5日間だったか……。
それを待っていたかの様に、洋子さんから頂物、「村上開新堂」のマドレーヌ。
村上開新堂といえばご紹介が必要なのではなかったのかと思って聞いたところ、当然のように登録してあるという。と言う事は、12月の「みかんゼリー」も期待して良いということでしょうか。

で、マドレーヌである。帆立貝の形をした焼き菓子は僕の感想よりも、あまりにも有名な一文に任せた方が良いだろう。

 「それは帆立貝の細い溝のある貝殻にでも流しこんで焼いたかと思える、あのころっとして膨らんだ《プチット・マドレーヌ》と呼ばれる菓子だった。そうしてまもなく、陰鬱な今日の一日、うら悲しい明日の日の見透し、そんな屈託に耐えかねて、私は、そのマドレーヌの一片を浸けてほとびさせたお茶を一匙、機械的に、唇にもっていった。ところが、菓子の細かいかけらのまじった一口のお茶が、口うらにふれた瞬間私は身震いした、何か異常なものが身内に生じているのに気づいて。なんとも言えぬ快感が、孤立して、どこからともなくわきだし、私を浸してしまっているのだ。その快感はあたかも恋のはたらきと同じように、高貴なエッセンスで私を満たし、たちまち、私をして人生の有為転変に無関係にし、人生の災厄に平然たらしめ、人生のはかなさを迷妄を悟らしめたのであった。というよりもむしろ、そのエッセンスは私のうちにあるのではなく、私そのものであった」(プルースト 『失われた時を求めて』 淀野隆三・井上究一郎/訳 新潮社版 1974)

Proust はマドレーヌの味から、有料トイレの湿った匂いから、靴を脱ぐ動作から(心の間歇!)、不均衡な歩道の石から、匙の音から、ナプキンの感触から無意識的記憶を惹起した。
そしてSartre 、Deleuze/Guattari に至るまで広範な思想の方向付けをした。

翻るに、昨夜酩酊したあとのマドレーヌが齎したのは無‐記憶しかなかった。あるのは悔恨と自己嫌悪ばかり。味どころか何も憶えていません。佳蔵くんに2個上げたまでは記憶にあるのですが……
今思い出したのは、『失われた時を求めて』も読了していないということだった。鈴木道彦さんの個人訳どころか、井上究一郎さんの訳も出ていなかった頃、後藤ちゃんから譲り受けた箱入りの全7巻は本棚の奥深くに眠っている。やはり自己嫌悪。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

東京の秋祭り                  050828 [■Gâteau et patisserie]

昭和だろうが平成だろうが、東京で気に食わないものの筆頭は五穀豊穣を祝う秋祭りだ。それも、8月のうちからやってやがる。商店街の虚偽意識がプンプンしてるぜ。

ベンズカフェコットンクラブでワインでも飲もうと、高田馬場駅まで歩いて行ったら、諏訪神社例大祭の神輿が出ている。腹が立つのは揃いの法被なんぞを着たのが、傍若無人、阿呆ズラ晒して屯していることだ。まだ小さい子がゆかたの袖をふっているのは見ていて微笑ましいが、若いのが緊張感なしにずらずら歩いてるのは様子が悪いったらありゃしねえ。

ケッ、農家の大変さも知らねえで。環境破壊は大変だとか言いながら自然とほど遠い生活して、何が秋祭りだよ。都会の炎熱地獄で悶え苦しみやがれ。

 99ルートドゥショコラで買ったバレンシアとレザンドショコラを喰いながらペリエで誤魔化す。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

エーグルドゥース      050724 [■Gâteau et patisserie]

甘いものを控えていたわけではないけれど、久しぶりにエーグルドゥース。
アニゼッタとケーク・シトロンヴェール。

シトロンヴェールはミントが清清しく、コーティングが程よい厚さで甘さも強くない。スポンジも柔らかい。
しかし、なんですな、何時からこんなに甘いものが許容出来るようになったのか。いやはや。

この短い文章は書いているうち2度消去された。so-net が7月上旬にズタズタになった時にも嫌気がさしたが、VAIOの操作性能にもホトホト辟易としている。ついでに言えば、「すご録」は番組情報取得のときチャンネルがTBSに変わることも憤懣だ。そのうえ年中情報取得してイラつかせておきながら情報が間違っている。解説文に「ページXの情報は誤りです」などと、テレビ誌の情報をそのまま配信しているバカなことも多々ある。更に一番の不満は、ドラマやバラエティの情報は豊富なのにドキュメンタリーやニュース解説の記事がないことだ。所詮配信会社は芸能記事で生きてるんだろうな。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

●偶には和菓子でも               050703 [■Gâteau et patisserie]

西武新宿線・中井の駅のちかくに小ぢんまりとした和菓子屋さんがある。「おゝき屋」さんという「四季の和菓子」を謳った和菓子屋さんだ。おおき屋
バターをふんだんに使って煌びやかなフランスケーキを止めるわけにはいきませんが、よい小豆を遣った餡を季節感溢れる意匠で魅せる和菓子は文化そのもので、何時も傍におきたいものだ。
エーグルドゥース、おゝき屋と、甘さ、その意匠とも繊細な感性で創られる品を散策がてら求められるとは、誠によい住環境にあります。

左から、
大納言・粒餡、漉し餡。紫陽花、酸漿


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | 次の10件 ■Gâteau et patisserie ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。