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■カチンの森事件 [■メモ]

●地名表記、日付のずれは引用まま。

フルシチョフに「ベリヤ報告書」を説明したKGB議長アレクサンドル・シェレーピンの1959年3月3日のメモ。
(ソ連共産党中央古文書館所蔵の秘密古文書)
  銃殺されたポーランド兵合計2万1857人
   ・スモレンスク州近郊カチンの森4421人
   ・ハリコフ近郊スタロベルフスキー収容所3820人
   ・カリーニン州オスタシコフスキー収容所6311人
   ・西ウクライナと西ベラルーシの収容所と監獄7305人(産経2000年12月18日)


1939年9月1日 ドイツ軍ポーランド侵攻。
1939年9月17日 ソ連軍ポーランド東部進攻。ポーランド将校抑留。
1940年3月5日 ベリヤ内相がスターリンに「極秘 ポーランド兵銃殺承認要請書」を送る。(産経2000年12月18日)
1940年5月4日付「スターリンが署名し、ソ連政治局で決定された」(読売1992年10月15日)
1940年4、5月
  
コゼルスク収容所4万5000人、
  スタロベリスク収容所3926人
  オスタシュコフ収容所6500人
1940年夏 ソ連軍スモレンスクから撤退
1941年6月 ドイツ軍スモレンスク地方侵入
1941年7月10日 ポーランド・ソ連協定 ポーランド将校恩赦


1943年4月13日 
 ・ゲッベルス宣伝相、カチンの森で4000人を超えるポーランド将校の虐殺死体を発見したと発表。
 ・独立国際委員会、ポーランド赤十字、ドイツ法医学委員会調査団12名が遺体の発掘。

1943年4月15日ソ連反論
1943年6月ポーランド赤十字報告書作成(毎日1989年2月17日)
 ・ポーランド赤十字「調査報告書」
  8つの穴から発掘されたのは4243人。後頭部を銃で撃たれていた(朝日1989年2月18日)

1944年 ソ連「特別委員会」で「ドイツ軍による犯行」と発表。(産経2000年12月18日)



1989年2月16日
 ・ポーランド週刊紙「オドロゼーニェ」(再生)ポーランド赤十字の報告書掲載(朝日89年2月18日)
1990年4月13日      
 ・ゴルバチョフ書記長、モスクワを訪問したヤルゼルスキ・ポーランド大統領に、関係文書を手渡し哀悼の意を伝える。
 ・ソ連に責任があることを認める。(朝日1990年4月14日)
 ・正式に、コゼリスク、スタロベリスク、オスタシコフスク3強制収容所に関する「ソ連内務人民委員部(NKVD)」の犯行と認めた。(読売1990年4月14日)

1990年5月3日
  ・週刊紙「モスクワ・ニュース」 カチンの森事件で、ポーランド将校とは別にバルト三国の将校4200人がいたと確認。
  ソ連併合に反対した将校は1万5131人。
  残りの1万人以上はスモレンスク、カリーニングラードなどの収容所に送られ
る(読売1990年5月3日)

1992年  秘密公文書ロシアからポーランドに渡される。
1993年8月   エリツィン大統領ポーランド訪問、公式に謝罪。
1995年6月4日 ロシア・スモレンスク市郊外で「カチンの森事件」記念碑除幕式。
           ポーランド・ワレサ大統領、オレクシ首相出席。


 


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▼人格意識   [■メモ]

■「人格」 ヤスパース 『精神病理学原論』 みすず書房 

第1章 病的精神生活の主観的現象(現象学)
 第1節 異常な精神生活の諸要素
   2 人格意識(自我意識)

人格意識は形の上で4つの特徴がある。
1 自我意識、外界の意識と他人の意識とに対照をなすもの。
2 活動意識あるいは能動意識
3 同一性の意識、私は昔から今までずっと同じものである
4 単一性の意識、私は今唯一人である

こういういくつかの形の特徴を持ちながら人格意識は無数の発展段階があり、ごく簡単な貧弱な存在から、体験の時に自覚のある豊富な充実を持った存在になる。けれどもこの発展しきった人格意識がいつもあって、人間が自己のまとまった全体や、いつも続いてある欲求や動機や、いつも定まった評価などをいつも意識しているとは限らない。


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▼双極性障害   [■メモ]

『精神の脳科学』(シリーズ脳科学6 甘利俊一・監修 加藤忠史・編 東京大学出版会 2008)
第5章 統合失調症――「分子」と「精神」の間
5.1統合失調症とは
5.1.1名称の歴史 

■双極性障害
 従来「躁うつ病」と呼ばれ、「統合失調症」とともに二大精神疾患されてきた。

「躁うつ病」(manic depressive illness)という病名は、
 「うつ病」を含む場合も合ったため混乱を招き、
 国際的診断基準では「双極性障害」(bipolar disorder)という病名が用いられている、ために、「双極性障害」と呼ぶ。

090104



 


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