●「マ・ボンヌ」 samedi 31 janv,09 [■Gâteau et patisserie]
白金台「ショコラティエ・エリカ」の「マ・ボンヌ」(ブロック)を頂きました。
マシュマロを中心に胡桃とチョコレートをコーティングしてあります。チョコレートはかなり硬め。数センチに切り分けましたがナイフがなかなか入りづらい。
女性はこんなに濃厚なものをお茶受けにしているのですな。チョコバーを食べている少年を注意できないね。
■ショコラティエ・エリカ
電話3473-1656
港区白金台4-6-43
●「ツッカベッカライ カヤヌマ」 vendredi 23 janv,09 [■Gâteau et patisserie]
赤坂溜池の路地裏の空間のそこだけがウィーン。外観といい、小さな音で掛かっているクラシックもいい感じである。
戴いたのは、チョコレートのスポンジにアプリコットジャムを掛け、さらにチョコレートを上掛けしてある「ザッハトルテSacher torte」。メッテルニヒの料理見習いが1832年に造ったということです。
そして、ドイツ語で「雪のボール」「雪だるま」という意味だという「シュネバーレン Schneeballen」という揚げ菓子。ウィーンでもあまり食べなくなっているらしい。
ともに生クリームを添えて戴くのだそうだ。スィーツ単体で完結しているのでなく、生クリームを添えるというのが19世紀らしく、繊細な現代フランスのスィーツばかりみていると、時代を髣髴とさせられる。この頃は未だ今のようなスィーツと異なるものが主流だったのだろう。
■ツッカベッカライ カヤヌマ
港区赤坂1-4-5
電話:3582-5689
●FEALTERIA samedi 27 dec,08 [■Gâteau et patisserie]
年末が押し迫ったのに関係なく今日のスイーツは、「FEALTERIA」のタルト。高田馬場はスイーツ文化が隆盛だとは言えないが、唯一贈り物にも使えます。
べりーのタルトとショコラブラン
●FEALTERIA フィールテリア
フランス系洋菓子店フィールテリア
高田馬場1-25-30
●Kaori Hirone samedi 22 nov,08 [■Gâteau et patisserie]
「Kaori Hironé」へ。
その名のとおりパティシエール廣根かおり(カオリヒロネ)さんが、5月にオープンしたお店です。
女性パティスリーの感性とともに、デザイナー吉谷博光さんのこだわりがお店の調度品や壁紙など隅々に行き渡っています。フランスの小さなパティスリーやショコラ店のような、地元に密着したこぢんまりと暖かいお菓子屋さんです。同じ目白の「エーグルドゥース」には華麗な現代的パティスリーを感じますが、その両者が共存していることが、狭い目白・下落合の人たちのヨーロッパ文化の許容を現しているようです。なによりも近くにこのような二つのパティスリーがあることが嬉しいことです。
頂いてきたのは果物のロールケーキとクレーム・ブリュレ。マカロンはチョコレート。
クレーム・ブリュレは表面を焼いていただきました。容器を持ち返しすれば焼き菓子を頂けるというのも好感しますねえ。
■Kaori Hironé カオリ・ヒロネ
161-0033 新宿区下落合3-20-1
TEL.03-5996-3300
近所の下落合東公園にはこんな猫がいる。いやはや。
●「飛鳥の蘇」! jeudi 9 oct. 08 [■Gâteau et patisserie]
「飛鳥の蘇」という珍しい食べ物を手に入れました。「古代の珍味」と謳われているもので、7世紀末藤原京の時代に食べられた記録があるそうです。作り方は生乳を7~8時間煮詰めて造るのだそうです。飛鳥時代に鉄鍋があったかどうか不勉強ですが、高松塚の麗人がゆっくりと鍋を廻していたのでしょうか。
「醍醐」「酪」など古代シルクロードを伝わって来た乳製品は色々ありますが、この「蘇」ともそのひとつで、現代のチーズに当たるものです。無添加生乳だけで造った味は、飽くまで素朴で自然の乳の味といったら良いでしょう。飛鳥人と同じ味を楽しみながら時に思いを馳せた。
■西井生乳加工販売所
奈良県橿原市南浦町
0744-22-5772
●西光亭「くるみのクッキー」 lundi 25 aout 08 [■Gâteau et patisserie]
お菊から可愛いクッキーを戴きました。
(お菊といっても本名じゃありませんし、番町に住んでる訳でもありません。偶に「菊慈童」のような髪型になるだけです)
銀座松屋に出店している西光亭の「くるみのクッキー」です。
少し早く帰り、濃い目のコーヒーで楽しみました。サクッとして、純白の粉糖もそうは甘くありません(たぶん)。
本来なら4個3列で整然と配置されている小さなクッキーは、鞄の中で程よく攪拌されたせいか、恐竜の卵の化石のように、自由に散逸されていましたが、それもまた楽しいものです。
●エーグル・ドゥーズ dimanche 29 juin 08 [■Gâteau et patisserie]
●ガレーのショコラ mercredi 17 janv.07 [■Gâteau et patisserie]
お菊からジャン・ガレー Jean Galler のプラリネの詰め合わせを頂きました。
ガレーはベルギー王室御用達のチョコレート職人だそうです。早速頂いたのですが、甘い!甘い!アマすぎる。をんな子供はこんなものを喰つてゐるのか、羨ましいぢやないか。
●ハロウィン@エーグルドゥース samedi 21 oct.06 [■Gâteau et patisserie]
当分禁酒しようと思った反動という訳でもないのですが、散歩がてら、目白の「エーグルドゥース」でスイーツを二点。夏の間行ってなかったので楽しみにしていましたが、期待通り美味しそうなスイーツの新作が並んでいました。
右は、見れば分かるカボチャのムース、その名も「ハロウィン」。甘過ぎず、サプライズはカップの底にカラメルが!左は「シャルロット・フランボワーズ」"Charlotte Framboise"木苺のパイ。フワフワのパイ生地が美味しい。それにパッション・フルーツなどマカロン3個。
それにしても、何時行ってもエーグルドゥースはアベックと女性で一杯です。持ち帰りにはドライアイスを入れてくれるのですが、店員のオネイさんにそのことを言い伝えられた御夫人が、持ち帰り時間を「5時間」と胸を張って仰っていました。どこから来るんだ! ご近所でよかった。
パティスリー エーグルドゥース
新宿区下落合3-22-13
TEL 03.5988.0330
シャルロット・フランボワーズ 420円
ハロウィン 380円
マカロン 300円
●エコール・クリオロ mercredi 5 juillet 06 [■Gâteau et patisserie]
お菊からエコール・クリオロ ECOLE CRIOLLO の焼き菓子を頂きました。
先日テレビ番組にパティシエのサントス・アントワーヌ氏 Santos Antoine が出演し、佐藤錦、黒糖蜜など日本の材料でスイーツ(さくらんぼアイス ア・ラ・ジャポネーゼ)を作って好評を博したそうです。
ヨーヨーショコラ。マカロンです。
右はヌガー・カフェ。バージェス頁岩ではない。いつも行っている目白の「エーグルドゥース」には無いスイーツです。