●2013早慶戦 samedi 23 novembre 2013 [■早稲田ラグビー]
秩父宮ラグビー場で早慶戦。
藤田寛容君が、ジャパンのヨーロッパ遠征を途中で切り上げ、早稲田の公式戦にフルバックで初出場。
筑波の福岡君はタッチ際を直線的に走るウイングだが、藤田君は密集の中を大胆で柔らかい動きで躍動する、見ていてワクワクする選手となった。
試合は慶応の脆弱さだけが現れ、69-7(前半36-7 後半33-0)という詰まらない試合だった。この試合では明治戦や年を越してもう一度闘うことになる帝京との評価にはならない。ただ藤田君の存在は単純にフルバックが変わり戦力アップしただけではない効果を齎すのは明らかだ。
▲藤田、初トライならず
▲初トライ
▲2本目のトライ
早慶戦は明治戦と違い、清冽な緊張感がある。
●関東大学対抗戦 早稲田×筑波 dimanche 29 oct 2013 [■早稲田ラグビー]
●春公式戦・早慶戦 dimanche 2 juin 2013 [■早稲田ラグビー]
石巻フットボール場復旧記念試合「頑張ろう石巻!復興祈念」と名打たれて、春の公式戦が宮城県石巻市総合運動公園フットボール場で行われた。
東日本大震災で津波に襲われた沿岸部の、復興作業のために自衛隊が使っていたグラウンドの復旧がなされた第1試合として、早稲田、慶応が招待され公式戦が行われたのだ。
グラウンドはきれいな芝が張られ立派な状態になっていた。選手が走ると砂煙がたったが、芝が定着すれば砂も立たなくなるだろう。
試合は、開始早々から慶応の攻撃が続き、早稲田は後半の1トライのみで5-43という屈辱的な点差で敗れた。慶応の選手が早稲田の選手より一回り大きくよく走っていた。早稲田はジャパンに参加している藤田君や、ジュニア参加の2名、怪我をしている金君、布巻君らの姿がなかったが、それにしても小さい。そのうえノックオンだけでなくタックルミスが連続して、単純なミスではなく慶応と選手のカテゴリーが違っているとしか言いようがない稚拙な試合だった。
このような試合を続けていたら帝京、筑波はおろか慶応、明治にも敗北は火を見るより明らかだ。秋まで走りこんでスピードとスキルを上げることは出来ようが、肉体的な劣性は否みようがなく正月は絶望的というしかない。