■石巻市にて dimanche 2 juin 2013 [■vie]
石巻市の港に近い女川街道を駆っていると、道路のわきは更地ばかりになる。一見野原に雑草が生えている牧歌的な風景に見えるが、荒涼たる更地は土に混ざって木片や生活雑貨が瓦礫になったものが窺える。また、海岸近くに4、5階建ての建物が幾つもあるのだが、1階を見るとガランとした空間があるだけ。被災した建物を解体する資金がないためそのままにしてあるとしか思えない。
▼白いドームは石ノ森萬画館
湊中学校と湊第2小学校が隣接して建っている。
中学校の1階は見て回ることができた。子供たちの机や教材はおろか、子どもたちがここで勉強していたという生活の匂いは何一つなく後片付けられている。津波の泥土に襲われた痕跡は壁や崩れ落ちた天井にそのまま残っているが、自衛隊をはじめ各方面の方たちがこれだけきれいにしたのだろう事はよく見て取れる。
▲中学校に取り付けたままの時計。時計の給電システムがこの時点で浸水したのだろう。
▲小学校の時計は地震の時間で止まっていた。
▼白いドームは石ノ森萬画館
湊中学校と湊第2小学校が隣接して建っている。
中学校の1階は見て回ることができた。子供たちの机や教材はおろか、子どもたちがここで勉強していたという生活の匂いは何一つなく後片付けられている。津波の泥土に襲われた痕跡は壁や崩れ落ちた天井にそのまま残っているが、自衛隊をはじめ各方面の方たちがこれだけきれいにしたのだろう事はよく見て取れる。
▲中学校に取り付けたままの時計。時計の給電システムがこの時点で浸水したのだろう。
▲小学校の時計は地震の時間で止まっていた。
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