●ノーサイド・林敏之トークライブ vendredi 20 juillet 2012 [■ラグビー]
高田馬場「ノーサイドクラブ」で、元日本代表・林敏之さんと大元よしきさんのトークライブ。
7時から開始のところ着いたのは9時前。林さんのラグビー談義の真っ最中。伏見工業の山口良治さんとそっくりで時に涙するなど語り口は迸る熱さに溢れている。中学生や高校生にはこういう熱い教師が必要だな。ただし社会人相手に啓発セミナーのようにやるにはべつのやり方が必要かもしれない。涙するのはいいが周りが白んでは独りよがりの発言になってしまう。
大元よしきさんは、新著『あの負けがあってこそ』の紹介だったらしい(遅刻していたのでどういう展開だったかわからないのだが)。間もなく始まるロンドンに出る、アテネで8位北京に出場できなかった寺川綾さんたち25人の物語。
大元さんは『1万回の体当たり』(ウエッジ 2010)の著書でもあり、会の後で石塚武生さんの話を親しく聞くことができた。石塚さんから直接書いてくれるよう頼まれて取材していたので、身近に接したものだけにわかる話など生の声を聴けたことは非常にワクワクすることだった。
『1万回の体当たり』を読んでいた時に、田舎の中学で先生をしている誠二くんに電話して、石塚さんに来校してもらうよう頼もうとしたことを思い出した。刹那石塚さんは亡くなっているではないかと気づいた時の無念さといったら。残念でたまらない。
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