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■「さようなら原発10万人集会」    海の日 lundi 16 juillet 2012 [■脱原子力]

代々木公園でおこなわれた「さようなら原発10万人集会」に行く。

午後から用があるので11時過ぎに行ったのだが、その時点で既に原宿の駅は、山手線の内側に行くガキの数倍もの人が公園を目指してごった返している。年齢層は高いが乳母車を押す家族連れも目立った。官邸前デモに比すると、幟を持って来ている労組系の集団もそこかしこに見える。やはり組合の組織力は侮りがたく、この動員力を利用しない手はない。

東京新聞7月17日付による呼びかけ人の発言
■鎌田慧さん:国民の生命と財産を無視するような政府を徹底的に弾劾する。
■大江健三郎さん:原発事故がなお続く中で、関西電力大飯原発を再稼働させ、さらに再稼働を広げていこうとしている政府に、侮辱されていると感じた。政府のもくろみを打倒さねばならない。
■落合恵子さん:野田政権が国民というとき誰を見ているのか。ここに来ているのが国民であり市民。
■坂本龍一さん:2050年には家族や事業所で電気を自家発電するのが常識という社会になってほしい。
■瀬戸内寂聴さん:悪いことはやめてくれと、たとえ相手が聞かなくても、言い続けましょう。
■澤地久枝さん:日本が率先して核を捨てる選択をしてほしい。政府は日本人からふるさとを奪った。小さい国土にふさわしい規模で生まれてよかったと思う国にしなくては。
■内橋克人さん:福島に学ぼうとしない政治家を、二度と国会に送ってはならない。


政府が原子力を手ばなさいのは、核兵器転用が可能な「機微核技術」を保持し続けるという軍事思想からくるものである。そしてアメリカから見れば、単独で原子炉を製造する技術を失っている事実から日本の脱原子力政策を絶対に認めない。この日米の思惑がリンクした思想は日米の軍事同盟に直結している。脱原子力は、日米安保及び中国覇権の問題という極めてシビアな国際関係を含めて、日本の欺瞞的なものの考え方を根底から変える思想を要請している。脱原発の位相から両大国に対等に立つ国家観を形成する点まで止揚する機会なのだといえよう。

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参加者数は主催者発表で17万人、警視庁調べでは7万5000人ということだが、どうして何時も主催者発表と警察調べはこうも違うのか。速報値も必要だろうが、周辺の公共交通機関の平常数と当日の差を求めれば自ずと近似数はでるはずだ。

▲大森さんと愛一郎、由美子さんとタカちゃんも午後から参加したとのこと。


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