■「真珠の耳飾りの少女」に会いに mardi 10 juillet 2012 [■museum]
埼玉からの帰り上野に寄る。
東京都美術館に「マウリッツハイス美術館展」のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」(青いターバンの少女)を観るためだ。
平日の4時過ぎという格好の時間帯だったので驚くほどスムースに「少女」に辿り着くことが出来た。展示方法も非常によく考慮されており、展示場半室に「少女」一枚だけ、照明のライトを落とし作品にも強い光線を当てていない。ラピスラズリのターバン、大きな瞳、輪郭の描かれていないシルバーの真珠の耳飾りに目が行くが、自ずと最後は少女の瑞々しい唇のひかりに逢着する。
前回2000年6月に大阪市立美術館で行われた「フェルメールとその時代」以来の「真珠の耳飾りの少女」、12年ぶりの再会である。
レンブラントも何枚か来ているが、レンブラントとスピノザはご近所だったはず。レンブラントの「若きユダヤ人の肖像」はスピノザがモデルだという説もあるようだが(河井徳治『スピノザ「エチカ」』 晃洋書房)
ちなみに2000年の展示物は
「真珠の耳飾りの少女」「天秤を持つ女」「地理学者」「リュートを調弦する女」「聖ブラクセディス」の5点。かなり力が入っていた。そのほかにもファン・デル・プールの「デルフトの火薬庫爆発事件」
東京都美術館に「マウリッツハイス美術館展」のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」(青いターバンの少女)を観るためだ。
平日の4時過ぎという格好の時間帯だったので驚くほどスムースに「少女」に辿り着くことが出来た。展示方法も非常によく考慮されており、展示場半室に「少女」一枚だけ、照明のライトを落とし作品にも強い光線を当てていない。ラピスラズリのターバン、大きな瞳、輪郭の描かれていないシルバーの真珠の耳飾りに目が行くが、自ずと最後は少女の瑞々しい唇のひかりに逢着する。
前回2000年6月に大阪市立美術館で行われた「フェルメールとその時代」以来の「真珠の耳飾りの少女」、12年ぶりの再会である。
レンブラントも何枚か来ているが、レンブラントとスピノザはご近所だったはず。レンブラントの「若きユダヤ人の肖像」はスピノザがモデルだという説もあるようだが(河井徳治『スピノザ「エチカ」』 晃洋書房)
ちなみに2000年の展示物は
「真珠の耳飾りの少女」「天秤を持つ女」「地理学者」「リュートを調弦する女」「聖ブラクセディス」の5点。かなり力が入っていた。そのほかにもファン・デル・プールの「デルフトの火薬庫爆発事件」
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