■カセットテープ復活 samedi 30 juillet 2011

ふるいカセットテープが何本かあるのだが、ウォークマンもラジカセ（ラジオカセット）も疾うの昔に壊れて、処分してしまっている。
音楽テープやレコードは２０年前にＣＤに買い換えた。でも大学のシンポジウムや講演会を録音したものやラジオ番組を録音したテープは代替物がない（著作権の意識はありませんでしたねえ）、再生装置もない、どうしようか思案していた。

先日、酔ったときにアマゾンで検索したら、
「カセットテープをＭＰ３に変換するプレーヤー」という最終兵器を発見。さっそ「ワンクリック翌日配達」した。
デザイン最悪のウォークマンみたいなもので、ＵＳＢでパソコンに接続、簡単にセッティング完了。

一気に３０年前に飛んだ。
一番古くて、おバカなテープが、
１９７５年９月２６日（水）１：００「イルカのオールナイトニッポン最終回」
２時間番組のＣＭをカットして１時間３０分位に纏め、３時からの２部に出演した分もいれてある会心の録音。

聴くに忍びないものがもう１本。１９８１年１１月７～８日深夜の記録テープ。早稲田祭のシンポジウム前夜に、吉祥寺の高橋の部屋に集まって原稿を書いた時のもの。誰が録音しようと言ったか覚えてないが、顔から火が出るくらいヤバい。「青春秘蔵版」と書いてあるこのテープは、一生秘蔵版としてディスク化したら闇に葬り去るのだ。ＣＤ化せずに、一度聞いてカセットのまま保存したほうがよいのか。
（８ｍｍビデオも何十本かあるのだが、今回は見なかったことにしている）


本棚からもカセット発見。