◆U20世界ラグビー選手権日本×イングランド vendredi 5 juin 2009 [■ラグビー]
第2回U20世界ラグビー選手権
1次リーグ・プールB「日本×イングランド」(秩父宮ラグビー場 19:00)
日本0-43イングランド (前半0-24 後半0-19)
雨の秩父宮、9000人の観衆でスタンドは埋められた。予選プールは秩父宮、花園、瑞穂、佐賀の4会場に分散されているが、本大会誘致のためにも、少なくとも秩父宮ラグビー場は毎日2万人の集客が欲しいところだ。(傘のせいか見た目は観客席は一杯に見えたが)
日本チームは有田、山下、井口の早稲田の3選手ほか帝京、東海など各大学チームから選び出されたが、この大会優勝を狙うイングランドは、唯一全員プロ契約選手のみ。薫田監督、元木コーチのもと、NEC、東芝などトップリーグとの練習試合で纏まりがでてきているが、プロチームの壁は厚かった。
前半14分に初トライを許すが、ディフェンスはできていたと言うべきか。ハーフタイム寸前まで0-17で来ていたので、後半のジャパンの健闘に期待したのだが、ゴール前左に回したボールをセンターが内側に切り込みトライされる。前半は0-24で終了したが、重苦しい雰囲気。
後半はイングランド選手の退場とシンビンもあり、マイボール・ラインアウトなど何度かチャンスがあったのだが、結局ノートライ、ノーゴール無得点。タックルは果敢に前に出ていたが、単純なミスでゲームを止めてしまった。力の差といえばそれまでだが、選手一人ひとりのモチベーションはどうだったのか、些か不満のある試合だった。
秩父宮に集ったスタンドの半分は雨のなかでの観戦だった。日本チームの活躍を観るため敢えて屋根の無いバックスタンドに座った観客もいた筈だ。日本チームの怠惰な試合の断絶、遅延プレーは、そういう観客に雨以上に鬱陶しい思いをさせたのではないか。
来週のサモア戦は取り返そう。
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