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●脳梗塞         mercredi 5 nov, 2008 [■脳梗塞のこと・通風]

先週10月28日(火曜)から病床に就いていました。

病名は一般的には「脳梗塞」や「脳出血」などでしょうか。それまでも、以降も病名の開示はありません。医学的専門知識はありませんが、僕の場合は出血があったので、「左被殻出血」が正式の症状かもしれません。

[3日前の25日(土曜日)、午後少し重い頭痛があるが、前日の飲酒のせいだと考え横になっている。
 翌26日(日曜日)は何事もなし。
 27日(月曜日)代休。「ノーサイド」で赤ワインをボトルで飲む。記憶が途絶えるほどの痛飲。
 当日、午後出勤のため昼過ぎシャワーを浴びるが、その時点で頭痛がしはじめるが、二日酔いの症状かと考える。
  地下鉄の中で頭痛、発汗がある。前に座っている人を正視できない。
  以上がここまでの前段階です]

午後3時半前、短めの仕事をこなした後、本格的な仕事に取りかかろうとしました。そうしたら文章の行間が狭くなったり拡がったり、関係のない観念連想が出てくる(内容に関係する平安時代の絵画が浮かんできたり)。
吐き気はないのだが気分が悪くなってくる。集中しようとすると関係ないことに気が取られ何も手につかない。この頭痛はどうしたのか。トイレに行ってみたり、空いている部屋で4~5分間くらいを潰した後、机に戻ったがやはり好転していない。

ここでもう普通の倦怠、吐き気、狭窄ではないと悟り、産業医のコハシ診療所に行くことにする。先ほどまでの症状を説明すると、すぐにでも専門医に行くべきだ、どこか既知の病院はないかというので「国立国際医療センター」の名前を出す。その場で連絡を取っていただき、紹介状を書いてくれた。
一時的にデスクに戻り早退をすることを、Hさんに伝える。

麹町からタクシーで数分足らず、早稲田戸山の「国立国際医療センター」に着き、そのまま救急室に。コハシ診療所より連絡されており、すぐに問診をされた後、CTを撮られたり、言葉のもつれや不規則な動きなどを確認する。両手の親指から小指まで早く握ったり開いたり出来るか。あるいは、爪先に片方の踵をつけ、またその爪先に踵をつけるように歩く。それを繰り返して歩けるかどうか。手の握りも踵を付ける歩行も出来ました。また左に描いてある簡単な家の絵を写すということもしました。自分ではあまり上手くないなと

CTによれば写真の右上部分が出血の痕跡であるということ。
その間いつの間にか横にならされている。また幾つかの質問がなされて、救急の7階フロアに廻される。いつのまにか多分高血圧を下げる点滴が注入され、内科の先生と看護士の方が緊急なことがないように観ていらっしゃる。

その後約2時間、兄が仕事の帰りから急に東京に向かい病院へたどりついた。既に8時がすぎていた。
担当医の方と兄の相談があったり、僕本人から兄に出来事の説明をしたりすることができるなど、自分の症状が極めて軽症なのだと納得されていった。

兄は午後10時過ぎになってから田舎に帰ることになった。ぼくは悶々とこの1日が終わるところだった。

[この1週間つづく。
 まことに幸いなことに、脳梗塞にも拘らず、言葉・行動とも顕在する影響は出ていません。
 この1週間のメモを書きつづります。まだ1日です]

これは退院後通院していた最後に担当の先生に頼んで頂いた、28日の僕の脳のCT写真です。退院前の写真では薄っすらとしか影(白い部分)はありませんが、今後の戒めとしてこの写真を頂いてきました。本当に幸運としかいえません。
ct00.JPG


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