■能「遊行柳」「鵺」 dimanche 14 sept 08 [■能狂言]
観世九皐会九月例会 神楽坂矢来能楽堂
能「遊行柳」(シテ・遠藤六郎)、「鵺」(シテ・古川充)
狂言「呂蓮」(シテ・野村萬)
「遊行柳」ゆぎょうやなぎ
諸国を巡る遊行上人の前に現れた老人が、西行の詠んだ「道のべに清水流るる柳陰 しばしとてこそ立ちとまりつれ」の柳を教えてくれる。その後回向によって成仏できた舞を見せる。柳の言伝えと西行の歌を結びつけた物語で、秋を感じる演目となった。遠藤六郎師はかなりのご高齢となっておられると思うが、若い時には出来ないであろう、渋みのある舞いであった。
で、毘沙門天とともに神楽坂のランドマーク赤城神社。なんとマンション建設のため取り壊されていた。
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