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■サルトル『家の馬鹿息子』   lundi 9 janv.07 [■Livre]

サルトルのフローベール論『家の馬鹿息子 Ⅲ――ギュスターヴ・フローベール論(1821年より1857年まで)』(人文書院 平井啓之 鈴木道彦 海老坂武 蓮実重彦・訳)を、芳林堂に取りに行く。

解題で海老坂さんも書いておられるが、1989年に日本語訳第2巻が出版されてから17年、平井先生が1992年12月に亡くなって14年も経ってから、漸くの第3巻の発行である。この遅滞の元凶は蓮実重彦氏である。平井先生は15年も前に原稿を提出されているのだから、その罪は重い。
3冊で、2段組1900ページ、そのうえ後2巻の発刊が予定されている。読む方にも時間がないのだ。頼むぜ、バロン・ハスミ。

 

家の馬鹿息子〈3〉ギュスターヴ・フローベール論(1821年より1857年まで)

  • 作者: ジャンポール サルトル
  • 出版社/メーカー: 人文書院
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本


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