●イリーナ・メジューエワ ピアノ・リサイタル samedi 25 janv, 2014 [■Cinéma et Musique]
イリーナ・メジューエワさんのピアノ・リサイタルを、埼玉・和光市サンアゼリア大ホールに聴きに行く。
今回は「子供から大人まで楽しめる名曲プログラム」と題され、
モーツァルト「トルコ行進曲」、ショパン「幻想即興曲」「小犬のワルツ」「ワルツ嬰ハ短調」「英雄ポロネーズ」から、クープラン、ラモー、ベートーヴェン「悲愴」、ドビュッシー「月の光」まで、どれも日常耳にするものばかりだった。
メジューエワさんの演奏はしなやかさだけでなく力強さも随所にみられ、ベートーヴェンの曲も陶酔できた。
メジューエワさんはスコアを常に見ていることが知られているが、藤田崇文・和光市民文化センター館長との会話で、「自分は作曲家ではなくピアニストだから、作曲家の指示通りに弾く」と言っていた。朝日カルチャーセンターのレクチャーでも言っていたが、完璧なピアニストとしての矜持がそこにはあるだろう。
▲朝日カルチャーセンターで
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