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■東博「京都 洛中洛外図と障壁画の美」    samedi 16 novembre 2013 [■museum]

八尾さんに誘われて、国立博物館に「特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美」を観に行きました。
平成館に行く前に、まず東洋館ミュージアムシアターで、「洛中洛外図屏風と岩佐又兵衛」という映像を見て予習。人物描写が特徴的な「舟木本」と呼ばれているものを大スクリーンでジックリ見せてくれました。

ただ、映写室にいる進行の女性とスクリーンの中の解説者がやり取りをする構成になっているのには鼻白んでしまいます。屏風の中の世界にリアリティを持たせているのでしょうが、必要なことだろうか?

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▲舟木本の複製

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で、平成館で各種の「洛中洛外図」を堪能したのですが、残念ながら有名な「上杉本」は前期だけの展示で見ることは出来ませんでした。とはいえ、二条城の障壁画全84面展示は圧倒的な豪華なものでした。

さらに超高精細映像4Kで撮られた竜安寺の石庭の一年間の変化を、4メートル×16メートルの巨大スクリーンに映し出された画面は、石庭に座って観ているかのような至福観をもたらしてくれました。出来るなら、このスクリーンを一時的なものにせずに恒久的にどこかに展示していただけないか。定期的に通っちゃうんだけどなあ。てか、柱を消して、春の桜から夏の蝉の声、嵐、雪の風景を見せてくれ、実物よりも美しい(たぶんそういうことなのでしょう)、これ欲しい。

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