●卯のや mercredi 3 decembre 2008 [■酒と肴]
飯田橋<卯のや>で久しぶりに夕飯をいただく。
紀尾井町から飯田橋富士見町に移ったM君と3人であります。
もちろん僕は先日の病(左被殻出血)のため、まだまだ解禁はしていません。といっても止められている訳でもありませんが、とりあえず年内は禁酒ということで。
生ビールを飲んでいるKが次に飲むために山形の「上喜元」を頼み、ついでにお猪口を貰い、口に含む。はっきり言って、酒かすを取る前の「諸味」を直接味わっているような渋み。これを30年かけて碌に味わいもせず、流し込んで来たのだ。これから呑む時は味わって飲みますよ。
で、次にいつも飲んでいる「八海山」。2杯目も当然行くのである。
それから烏龍茶、蕎麦湯を何杯口にしたことか。鮪の刺身、ブリ大根、キス・牡蠣の天麩羅の味が分かって新鮮ですな。遅れてきたM君は、蓮根の挟み揚げ、合鴨のロース、ささみの一網干、出汁巻き玉子と順番なんて全く無視の喰いたい欲望のみ。いやあ、酔ってないと一緒にいる下々の者の育ちが分かりますな。
勿論、愛一郎の蒸籠で〆て満足なのでした。
病上がりの話となったが、<泥味亭>の大森さんも先月入院したのだという。帰還が大切なのである。
■蕎庵「卯のや」
飯田橋4-1-2 有恒ビル
TEL.3264-1085
Mくんもいいが、桃ちゃんの方が盛り上がるのでした。
タグ:卯のや
コメント 0