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◆06早明戦      dimanche 3 dec.06 [■早稲田ラグビー]

早稲田 連勝
ラグビー関東大学対抗戦 早稲田×明治 /国立競技場

早稲田は対抗戦連勝記録よりも、まず勝つことが今日の目的だった。それは何時の時代の先輩たちも同じことで、まず、明治に真剣勝負で勝つ。対関東学院も、記録もそこから発想できる。それが出来れば、乗り越える相手は、関東や明治でもなく、清宮氏の早稲田であり、「そうあるべき早稲田」である。

 しかし、今季も明治は未だきのチームだったといえる。早稲田がこのチームに勝つのは当然のことなのだ。フォワードに重きを置くといいながらスクラムを回避し、ラインアウトは早稲田が一方的、早稲田シンビンで一人欠いた時間帯にも決定的な攻撃が出来ない(前半終了間際の東条シンビンは、再度のコラプシングの認定トライとすべきだと思うが)。「重戦車」「縦の明治」という体重を増やせば勝てると考える昔日の発想では、余りに寂しいではないか。

後半早稲田は面子を落とした。巷間言われるのは一昨年の同志社戦の反省だが、今日の明治戦にそれは必要ない。明治は11番以外に力はないし、それ以上に危機感を来年の選手に植え付けることが必要だったのである。来年はハーフ、バックスの主要メンバーが抜ける。今シーズンまでの安定したボールの供給は最早ありえない。ならば何をするか。新ハーフ陣の育成であり、フォーワード陣の強化であるが、矢富、曽我部に比するハーフ陣は簡単には育成できまい。ならばフォワードの体力的、技術的向上がまず第一の強化点になろう。本日のメンバーの入れ替えはその前段階だったと捉えても良いのかもしれない。――これは多少糊塗した言説ではありますが。

なんにしても、敗色濃い中ボールにキスをするパフォーマンスをみせる選手や、弛緩したチームを讃えるファンのいるチームに負けてはならないのだ。


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