戸隠に蕎麦を食いに行く lundi 5 mai 2003 [■泥味亭]
戸隠に蕎麦を食べに行って来た。
「本当は本尊なんてぇのはねぇんですぜ、武田信玄だか上杉謙信だかが持っていっちまったんですから」(これを長野弁で言ってたハズ)という地元の運ちゃんによって、7年ぶりの御開帳でゴッタ返す善光寺参道をグゥオーインに横切って、中社に向かったら〈うずら家〉は2時間待ちだった 。若旦那に頼んで入れてもらうには悪いので別の処へ入ったが、〈うずら家〉と比べればなにもかも落ちる。てきとうに食って〈ヒマラヤの詩〉に逃げる。
今日は古池から黒姫山の登山道を登り、分岐附近の残雪で覆われたブナ林で休んだが、トレッキングのときは恰好の昼食ポイントといえよう。残雪の量は昨年よりも多くなかなか気持ちがいいのだが、桜の開花には気温が低すぎるようだ。昨年は古池周辺や登山道にも山桜の花弁が舞っていたが、今年はまだまだ蕾が硬かった。
結局今日も〈うずら家〉には行かず、地元の人たちが行く〈山笑〉という蕎麦屋に行った。酒は「七笑」、これがまた宜しい。
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