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■若冲が来てくれました     samedi 7 septembre 2013 [■museum]

福島県立美術館に、「若冲が来てくれました プライスコレクション 江戸絵画の美と生命」を観に行きました。
東日本大震災復興支援のために、ジョー・プライス氏の所蔵する江戸絵画を仙台、盛岡と巡回展示したものの最後に福島で行われているものです。プライス氏の高齢ゆえ日本でこれだけの展示会が開かれるのは最後であろうといわれている。

伝統的日本画と一線を画す六曲一双「鳥獣花木図屏風」や絹本着色「虎図」「紫陽花双鶏図」「雪芦鴛鴦図」「竹梅双鶴図」の伊藤若冲の作品をはじめ、長沢芦雪「白象黒牛図屏風」、酒井抱一「十二か月花鳥図」、葛蛇玉「雪中松に兎・梅に鴉図屏風」など国宝級の作品が展示された。その他にも丸山応挙、鈴木其一、森狙仙、曽我蕭白と江戸の文化の粋が集まっている。

この作品群の前ではため息をつくばかりであった。

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「雪芦鴛鴦図」の雪の絵具は何を使っているのだろうか。

で、ぼくは「鳥獣花木図屏風」の白象、「虎図」の虎(これは模写)など実際に見ていないであろう生き物の作品は嫌いだということが良くわかる。

東京から福島まで一時間半、十分行動範囲である。郡山から福島のあいだ除染物をまとめたブルーシートを発見した時の衝撃は大きかった。

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