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●朝カル・加賀野井講座     samedi 14 janv,2012 [■Pensée]

朝日カルチャーセンターで加賀野井秀一氏の『西洋哲学史 ― ソクラテスからドゥルーズまで』を聴く。これまで西洋哲学史を3期に亘って講義してきたものの最終第4期で、世紀末から現代思想を対象とした講義。今回初めて参加することにした。

今回は、「世紀末・大戦とヨーロッパ思想、マルクス、フロイト」と題し、プラトニスムに帰す西洋哲学史の概観を述べ、社会的側面に対するマルクスと、自我・主体問題に言及したフロイトについて説明した。

1時間半の講義で、通史、マルクス、フロイトをやるのは如何に何でも難しく、教科書的な説明で終わった。高校生の「倫理社会」くらいの内容だろうか。
マルクスを「剰余価値論」「疎外論」「物象化論」の三つで捉え、「もの」を「こと」化する
物象化論を大々的に広げてくれたら面白いが、廣松渉さんじゃあないしなあ。

次回は実存主義と現象学。フッサールを全面的に深めてくれないものだろうか。

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