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■「建設はどこにあるの?」      Dimanche 25 juillet 2010 [■vie]

竹橋の国立近代美術館で「建設はどこにあるの?――7つのインスタレーション」を観てくる。

なかなか興味深いものだった。と言っても本当はキムミヤがダンスパフォーマンスに出るということで行って来たのだった。
7組の建築家の展示だったが、ミヤちゃんのパフォーマンスは、内藤廣さんの作品で数人で行われた。暗闇にした展示空間中央に7~8m×20mくらいの面に天井から5~6センチ間隔で赤色レーザーを照射して、その上で人間が動き回ることで立体的な空間を現わす。15分くらいのパフォーマンスで動き自体に文脈はないが、線状に浮かび上がる立体と影の抽象的な空間が身体の具象性を現わしていて、気付かされる点が多かった。
身体は静止しているときに一人の人間として浮かび上がるが、集団の連続した運動のなかでは運動自体が主体となるのだ。

建築学のことはまったくの門外漢だが、展示物がなにやら何時か何処かで見て来た deja vu に襲われたのは現代建築学の停滞か現実か。最初に回転する艪のようなものにカメラを付けた物が展示され、別室でそのカメラから見た映像を見るもの。鏡や抽象的な形象で囲われた通路。1960年代から70年代に見たような実験的空間は想像力の表象であるが、何に結実するのであろうか。

2010-07-26T02_00_07-b2ff1.jpg

暗闇の中で2人女性がいたようだが、どちらがミヤちゃんだか識別出来ず。そのうえデジカメの電力が蕩尽。


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