◆09年早明戦 dimanche 6 dec 09 [■早稲田ラグビー]
関東大学対抗戦・早稲田×明治(国立競技場 14:00KO)
得点16-14(前半3-14 後半13-0)
昨日、慶応が帝京に負けたため、早稲田が勝つか引き分けで優勝が決まる。
慶応戦で脳震盪のFB田辺が規定で欠場(IRB、日本協会とも3週間の出場停止義務)、今季成長著しいCTB村田大も欠く苦しいスタメンとなった。更にFO有田、LO中田(一時退場して治療後戻っていたが結局駄目だった)が負傷交代し、ラインアウトの精度を欠くことになってしまった。
2トライを取られ前半3-14で折り返し、ズルズル萎縮してしまうのかとも思われたが、早稲田の修正能力は機能していた。後半20分連続攻撃して中濱が右中にトライ。その後、現在の早稲田の中心選手ともいえるSO山中も代えテンポアップを計り、星野の力強い前進と瀧澤の好プレーからのボールを桜井がトライして逆転した。
連続攻撃が出来、いづれ明治ディフェンスに穴が開くと考えられ負ける気はしなかったが、力の差が明白な相手という慢心や驕慢が失点を重ね、本来の運動が出来ないまま悪循環に陥るということも考えられるところだった。23日の慶応戦に続き出来のよくない試合となった。
例によって、キックのときに「外せ」を連呼する明治側観客には憐憫を催すばかりである。卑しくも慶応戦でこの醜い声援を聞く事はなく、関東学院戦でもその記憶はない。それに対してフィフテーンのスリー・チアーズの清々しいこと。
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