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◆早稲田 荒ぶる!   samedi 12 janv.2008  [■早稲田ラグビー]

大学選手権決勝・早稲田×慶応 (国立競技場 14:10キックオフ)
早稲田26-6(前7-3 後19-3)慶応

屈辱の敗北から一年、早稲田は栄冠を取り戻した。
昨年の関東学院戦のなんと暗澹たるものだったか。綺羅星の如く輝くタレントを揃えながらも全てのフェーズで圧倒され早稲田は惨敗した。そして一年、権丈キャプテンのもと早稲田は強力なフォワードを再構築(ブレイクダウンの徹底)し、タレントに頼らないバックスのシステムを強化した。対抗戦での慶応・明治戦で見せた完膚なきばかりの勝利はその結実であった。
そして雨の決勝戦、足回りの悪いグラウンド状態からもフォワード戦に持ち込む。元々有利なフォワード陣が堅実にモールで前進しトライを取る。バックス陣も本来なら多発される山中からの飛ばしパスも、極力シンプルなライン回しに徹した。もちろん長尾のスクラムサイドを真っ直ぐ走りこんだトライの他にも、トライにはならなかったが鋭い切れ込みも随所で見られた。点差は近年の早稲田の得点からみれば平凡なもののように映るが、激しく確実なタックルの連続で失点の恐れはきわめて低かった。点差以上の完勝ともいえよう。
願わくはグラウンド状態の良いなか、膝を痛めている五郎丸、慶応・山田、金井が完調のもと試合をさせてやりたかった。更にこの決勝の相手がライバル・関東学院であったなら感動はまた違うものであっただろう。適正な自浄を経て復活してくれんことを願う。ともあれ冷たい雨の薄暮にも拘わらずフェアーな試合を展開した両フィフティーンに感謝したい。
次は日本選手権だ。


最初のトライ。


勝利の後泣き崩れた三井選手


荒ぶる


大隈講堂前での祝勝会のあとジャージーが掲げられた。「男東条」の文字が


早稲田源兵衛は遅くまで都の西北が歌われた

 


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