◆早明戦 dimanche 2 dec.07 [■早稲田ラグビー]
関東大学対抗戦・早稲田×明治 (国立競技場・14:00 kick off)
得点71-7(前半19-7 後半52-0)
試合は、明治バックスのトライで先制されたものの、20分センター田邊がインターセプトしたボールをゴール下に持ち込み、五郎丸のコンバージョンで追いつく。そして28分密集からのボールを山中が切れ込んできた中濱にまわしトライ。結果的にはこの時点で試合は終わってしまったと言える。後半は、マイボールはことごとくトライに結びつけ、まさに一方的な試合となってしまった。緊張感も高揚感もない通過点、倒すべきライバルが韜晦してしまった後の虚しい勝利となった。
フィフティーンは、大学選手権で1.13の屈辱を晴らすまで、悔いのない学生生活を送って欲しい。
早稲田の充実は言うまでもないが、明治の不甲斐なさが目立った。前半の途中で消耗してしまうほど脆弱なフォワードでは試合にならない。何度も見られたハイパントの処理ミスや、慶応戦でもあった後半の急激な減退は、練習の方法以前に選手の体調管理までもが正しいのか疑問に思われてしまう。巷間言われるように選手の資質ではなく、コーチングやシステム自体になんらかの問題があるのではないか。
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