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◆早慶戦 完封勝利    vendredi 23 nov.07 [■早稲田ラグビー]

関東大学対抗戦・早稲田×慶応 (快晴 秩父宮ラグビー場 14:00)
早稲田完封で勝利。得点40-0(前半21-0 後半19-0)

前半13分、マイボールスクラムから豊田が縦に突破、三井からのパスをトップスピードで切れ込んできた田辺が中央に飛び込んで先制。直後に慶応ボールのラインアウトをターンオーバー、グラウンドを左右に大きく使い、最後に1年・中濱が身体を伸ばしてトライ。3本目は、今度はフォワード陣がモールを支配して臼井が押さえる。早稲田が立ってボールをキープしていたのに対して、慶応はハンドリングミスや待ってタックルに行く場面が多く、緊張感に欠け、勝とうという慶応らしさが見られなかった。これでは選手一人ひとりの能力で劣勢のチームは勝つことが出来ない。

風下となった後半も早稲田優勢の状況は変わらず、慶応・山田のトリッキーな動きやクイックスローでの走りをバックス陣が確実に止め、昨年の二の舞になることはなかった。今年の早慶戦はタレント的に言えば、五郎丸・山田の対峙と見られたが、山田にボールを集めようとしてチームが機能しなかった慶応と、局面を俯瞰してパント、パスなどでシステムを機能させた五郎丸の差は得点差に顕著に現れた。今更言及すべくもないが、五郎丸の能力は学生レベルでは抜きん出ており、安定感は際立ったものとなっている。また、山田を封じ1トライした中濱以外にも、最早このチームの不動の司令塔となったスタンドオフ山中、シンビンで一時退場していたフッカー臼井の替わりに入り好フォローでトライした有田隆と、1年生の活躍が目に付くように世代交替も順調に行っていることがチームの機能の差ではないだろうか。

権丈、畠山、臼井、豊田の他に、橋本が随所に見せた縦突進と、地味ながらサイドを確実に護った有田幸、覚來に、瀧澤が戻ってくれば、復活なったと謂われている明治フォワードも容易く動けはしないだろう。バックスは田辺よりも早田の直線的なゲインが非常に目立った。田中の怪我の程度が分からないが、中濱のこの試合の動きをみれば、起用する側は悩ましい限りだろう。



 


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コメント 1

パスパパ

 1枚目の写真、いいですね!

豊田君の高さがすごい!

いつもこれくらいラインアウトを制圧できれば楽勝ですね。

関東学院との試合が見たかった。。。。残念!
by パスパパ (2007-11-29 20:18) 

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