早稲田×オックスフォード dimanche 17 sept.06 [■早稲田ラグビー]
日英大学ラグビー対抗戦2006
早稲田×オックスフォード 秩父宮ラグビー場 小雨
計22-20(前半19-15 後半3-5)
前半6分、曽我部が飛ばしたパスを廻して菅野がトライ。続けて16分今村が内側に切れ込んで中央にトライ。12-3になり客席は多少弛緩した雰囲気も。しかし、20分、オックスフォードは昨年TLのクボタに在籍した、ワラビーズでキャップ86(!)のジョー・ロフが持ち込んだ球をハーフがトライ。早稲田も三原のトライで加点したものの、40分今度はロフが自分でトライ。結局前半19-15でハーフタイム。
前半の早稲田のトライ3本はすべてバックスの展開で取ったものだった。
後半27分にトライを取られ逆転。37分相手正面でのペナルティのゴールで再逆転。どうにか勝ちを拾ったというところだろう。
スクラムは身長で大きく勝るオックスフォードに対し、早稲田は低く構え、かなり歪んだスクラムになってしまった。見ている側は昨年までのフォワードに慣れているので不快な感じを持ったが、大きな相手には低く組むのは鉄則である。相手の大きさに合わせてスクラムを変えることが重要なのである。
バックスは大きくパスを廻し、ワイドに使っていて各自の才能の高さが分かるが、ノックオン、スローフォワードの単純では無く、不用意なミスが数多く見られ、いまひとつの感を抱かせたのは否めない。また曽我部のキックミスが目に付いたが来週までには修正してくるでしょう。
復帰した東条キャプテンだが、ラフプレーを他の4年生に諌められるシーンも見られ、若干空回りしているかのように見受けられた。しかし、ワンプレーの中に低いタックルを連発していたことは特筆してよいだろう。ただ、酷なことを言うが、キャプテンは痛さを顔に出して欲しくない。
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