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飯豊連峰山行    dimanche 8 oct.2000 [■山行]


4日(水)から8日にかけて飯豊連峰に行く。
福島側(祓川)から入って、飯豊、大日、烏帽子、北股と歩き、飯豊山荘の温泉でゆっくりしてきた。稜線に出る急登では風邪のような症状で、まったくやる気が起きなかった。熱射病だと思うが、水をがぶ飲みしどうにか体調を戻した。今回は左の膝の筋も痛め、三日目から角度の浅い屈伸のときに激痛が走るようになり、散々だった。
飯豊山から北股にかけては標高差の無いなだらかな稜線で、紅葉は半月遅いということだが、ななかまども真っ赤な実を付け綺麗なものだ。東北の山は緩やかでいつのまにかピークを越えているようなおももちで気持ちよく歩ける。山によって歩かされているような感じだ。季節がらバッタや赤とんぼなどがいつも周りにいて、爽やかな山行だった。

米沢から帰ってきたのだが、列車に向かって揃って手を振る芋煮会で出来あがったおぢさん達の背景に見えた刈田や、点々とする藁塚、遠くに煙の上がる風景、これらは明治の頃イザベラ・バード Isabella Bird がみた東北と同じなのだろう。
それにしても、げにおそろしきものは米沢駅周辺は蕎麦、うどんだけでなくラーメンも米沢牛を使っているらしいことだ。山から降りてきたときには瑞々しい食べ物とともに、揚げ物など世俗的な(?)油濃いものも欲しくなるのだけれど、牛は甘くて上品過ぎるということで意見が纏まった。

日本奥地紀行

日本奥地紀行

  • 作者: イザベラ バード
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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