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▼人格意識   [■メモ]

■「人格」 ヤスパース 『精神病理学原論』 みすず書房 

第1章 病的精神生活の主観的現象(現象学)
 第1節 異常な精神生活の諸要素
   2 人格意識(自我意識)

人格意識は形の上で4つの特徴がある。
1 自我意識、外界の意識と他人の意識とに対照をなすもの。
2 活動意識あるいは能動意識
3 同一性の意識、私は昔から今までずっと同じものである
4 単一性の意識、私は今唯一人である

こういういくつかの形の特徴を持ちながら人格意識は無数の発展段階があり、ごく簡単な貧弱な存在から、体験の時に自覚のある豊富な充実を持った存在になる。けれどもこの発展しきった人格意識がいつもあって、人間が自己のまとまった全体や、いつも続いてある欲求や動機や、いつも定まった評価などをいつも意識しているとは限らない。


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